三田市: 酒滴神社

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酒滴神社
酒滴神社
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酒滴神社 酒滴神社 酒滴神社 酒滴神社
酒滴神社・歴史・観光・見所
酒滴神社(三田市)概要: 酒滴神社酒滴神社酒滴神社の創建は貞観年間(859〜877年)、全国的に疫病が蔓延していた際、素戔鳴尊の化身と思われる1人の童子が現れ、この山の中腹から湧き出る霊酒の存在を知らせました。村人達は早速山に入り霊酒を飲んでみると忽ち病が治った為、祠を設けて長く祀ったと伝えられています。長暦2年(1038)に再び疫病が流行ると、後朱雀天皇の霊夢に素戔鳴尊の化身と思われる仙人が立ちこの霊酒で病が治ると告げました。今回も霊酒によって多くの人々の命が救われた事を感謝した後朱雀天皇は「酒滴神社」の勅額を与え、社領も寄進し庇護しました。その後も歴代領主や為政者が庇護し、応永年間(1394〜1427年)には室町幕府4代将軍足利義持が病気平癒の為、酒滴を舐めて祈願すると忽ち平癒した事から社領の寄進と社宝が奉納され、後小松天皇も石の華表を建立、江戸時代に入ると三田藩主九鬼家が庇護しています。現在の本殿は享保12年(1727)に三田藩6代藩主九鬼隆抵が再建したもので、三間社流造、銅板葺、正面千鳥破風、正面1間軒唐破風向拝付、江戸時代中期の本殿建築の遺構として貴重な事から三田市指定文化財に指定されています。石鳥居は応永2年(1395)に丸部貞国によって寄進されたもので流紋岩製、高さ500cm、製作年が明確のものとしては兵庫県最古の石鳥居として兵庫県指定文化財。髄神門(神社山門:入母屋、桟瓦葺、三間一戸、八脚単層門、左右に随神像が安置)に掲げられている算額(杉板2枚・2題)は文化8年(1811)に下垣内市左衛門正矩が奉納したもので、兵庫県最古の算額として三田市指定文化財にそれぞれ指定されています。祭神:素戔嗚命。配祀神:八幡大神。
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