丹波市: 高座神社

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高座神社
高座神社
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高座神社 高座神社 高座神社 高座神社
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高座神社・歴史・観光・見所
高座神社(丹波市)概要: 高座神社の創建は不詳ですが丹波国造家の祖神を当地の守護神として祭られたのが初源で元慶3年(879)に改めて金谷村に社殿が造営され、創建時の鎮座地は現在でも「高座の森」や「式社森」と呼ばれ神聖視されています。格式も高く延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳には式内社として記載されました。古来田久下田久下両村の氏神として歴代領主から崇敬庇護され中世には地頭である久下氏(久下彌三郎源時重が社殿を改築)、戦国時代には由良城主別所氏により社領の寄進や安堵、宝物の奉納などが行われました。弘治3年(1557)に神託が下り現在地に遷座し、その際、久下政光が社殿を造営し、旧境内から移植された松の木は「お供の松」と呼ばれています。江戸時代に入ると柏原藩主織田家から社領が安堵され、寛永3年(1626)には氏子が浄財を募り社殿を再建しています。古くから神仏習合し別当寺院である神宮寺(社僧は梅本坊)が祭祀を司り「高座大明神」や「高倉大明神」などと呼ばれきましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され明治6年(1873)に村社に列し、明治44年(1911)に近隣に鎮座していた八神社を合祀、明治45年(1912)に神饌幣帛料指定社となっています。現在の高座神社本殿は宝永2年(1704)に再建されたもので五間社流造、檜皮葺、正面には3つの千鳥破風、桁行5間、梁間2間、正面1間軒唐破風向拝付き、棟梁は地元谷川出身の清水武左右衛門、江戸時代中期に建てられた神社本殿建築の遺構で、工法や形式など特異なことから棟札1枚と共に昭和51年(1976)に兵庫県指定文化財に指定されています。又、境内にある「フジキ(ヤマエンジュ、マメ科)」は推定樹齢400年、樹高20m、幹周4.2m、根回6.5m、平成5年(1993)に兵庫県指定天然記念物に指定されています。元禄6年(1693)に造営された石鳥居は高さ4.57m、柱間3.8m、神明鳥居、石材は谷川地区産、昭和54年(1979)に丹波市指定文化財にそれぞれ指定されています。随神門(神社山門)は切妻、檜皮葺、三間一戸、八脚単層門。拝殿は割拝殿形式、入母屋、銅板葺、平入、正面軒唐破風。祭神:高倉下命。配祀:天火明命、比売命、建御雷命。合祀:伊邪那美命、保食命、菅原道真、品陀別命、事代主命、大国主命、大雀命。
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