長遠寺 |
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| [ 付近地図： 兵庫県尼崎市 ]・[ 尼崎市：歴史・観光・見所 ] |
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| 長遠寺概要： 長遠寺の創建は観応元年（１３５０）、日恩上人によって開かれたのが始まりとされ法花寺と称し七ツ松にありました。市場巽で再興すると寺運が隆盛し最盛期には境内に七堂伽藍が建ち名並び１６坊を擁していました。元和年間（１６１５〜２４）、尼崎城の築城の際現在地に移り寺号を現在の長遠寺に改称しています。現在の本堂は元和９年（１６２３）に建立されたもので、入母屋、本瓦葺、１間向拝付、桁行５間、梁間６間、江戸時代初期に建てられた寺院本堂建築の遺構として大変貴重なことから国指定重要文化財に指定されています。多宝塔は慶長１２年（１６０７）に建てられたもので桁行２間、梁間２間、本瓦葺、高さ１５．４ｍ、本堂と同様に国指定重要文化財に指定されています。寺宝が多く鐘楼（寛永４年：１６２７年建築）、客殿（慶長１６年：１６１１年建築）、庫裏（寛文８年：１６６８年建築）が兵庫県指定文化財、絹本著色涅槃図（永禄８年：１５６５年作）、紙本着色日蓮大聖人註画讃（天文５年：１５３６年作）、至徳二年鰐口（１３８５年）、嘉吉元年鰐口（１４４１年）、天文六年鰐口（１５３８年）、雲版（南北朝時代）が尼崎市指定文化財に指定されています。
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