摩尼殿 |
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摩尼殿概要: 当建物の創建は天禄元年(970)、性空上人が修験に励んでいると人の形をした神とも仏とも思える神体が天から舞い降り、崖地に咲き誇った桜に向かって礼を尽くしていました。性空上人はこの桜を聖木と悟り生木のまま六臂如意輪観世音菩薩を彫り込み、これを本尊とし、安置する本堂を造営しました。本尊は崖地の中腹にあった為、建物は掛造りとし、その後再建される度にこの形式が踏襲されました。現在の摩尼殿は大正10年(1921)の火災で焼失後の昭和8年(1933)に再建したもので、木造平屋、入母屋、本瓦葺、掛造り、設計は武田五一、棟梁は伊藤平左衛門によって手掛けられています。再建当時には前摩尼殿の詳細な図面などが無かった為、写真等の資料からほぼ前身を模した建物が計画されました。円教寺摩尼殿は「造形の規範となっているもの」との理由から国登録有形文化財に登録されています。内部には本尊である六臂如意輪観世音菩薩の他、四天王像(国指定重要文化財)等が安置されています。
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