興禅寺 |
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[ 付近地図: 兵庫県 ]・[ 丹波市 ] |
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興禅寺概要: 興禅寺の境内は黒井城(保月城)の下館のあった場所で、平時にはこの地で政務が行われてきました。天正6年(1578)、明智光秀の丹波侵攻により黒井城が落城すると、黒井城には光秀の重臣斎藤利三を配します。利三は福(春日局)の父親だった人物で、天正7年(1579)に福がこの地で生まれたと云われています。興禅寺の創建は不詳ですが当時は誓願寺と称し黒井城下にあり当時の城主赤井直正に庇護されていました。関が原の戦い後に黒井城が廃城になると寛永3年(1626)に現在地に移り興禅寺に改称すると曹洞宗の寺院に改宗しています。境内にある七間堀(水掘)や高石垣は黒井城の遺構とも云われ、境内には福が腰掛た「お福腰かけ石」や「お福産湯の井戸」など春日局縁の史跡や赤井氏一族の菩提寺とされる千丈寺から移されたと伝わる宝篋印塔などがあります。興禅寺の境内一帯は黒井城と共に国指定史跡に指定されています。
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